ラグナロクオンライン:毒アサ講座
ベノムスプラッシャー(消費SP:12〜30/MAXLV:10)
未だに公式発表と食い違う点が多く、バグなのか仕様なのかも
今ひとつはっきりしない玄人向けスキルでもって、
毒アサが毒アサたる為に必要な重要スキル、ベノスプです。
LV1 | LV2 | LV3 | LV4 | LV5 | LV6 | LV7 | LV8 | LV9 | LV10 |
攻撃力:500+(SkillLV×50)+(ポイズンリアクトLV×20)% | |||||||||
爆破までの時間:(12−LV)秒(推定) | |||||||||
12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 22 | 24 | 26 | 28 | 30 |
レッドジェムストーンを一個消費。 ベノムスプラッシャーのみに適用される専用のディレイタイムが7+(0.5*LV)秒存在する。 (連発しようとしてもスキル発動失敗のメッセージが出る。他のスキルは使用可能。) |
|不明な仕様|既知の仕様|立ち回り|武器のセレクト|ダメージ量| |
1:そもそも謎な仕様について。
まず最初に、2007年7月11日のパッチ(ラヘルアップデート修復用?)で今まで公式発表と食い違っていたベノスプの仕様が本来のものに戻りました。
これにより、今までとは違った使用方法をすることを余儀なくされています。
分散と攻撃範囲のルールについては変更されていません。これにより、今までより多少使いやすいスキルとなりました。ただし、ディレイタイムも正しくなってしまったのでそういう面はマイナスといえるでしょう。
2:謎でない仕様について。
公式に「仕様」であると認知されている部分を以下に挙げます。
ベノムスプラッシャーは以下ような性質を持ちます。
・相手のHPが75%を割った場合のみ使用可能。
・レッドジェムストーンを一個消費。
・Boss属性を持った敵には効かない。
・通常、ATKのみで計算され、%系のカードは無効。ATK+○系は有功。
・扱いは詠唱攻撃。詠唱反応の敵は反応する。
・詠唱攻撃なので、仕掛けた相手とどれだけ離れても、遮蔽物がなければ当たる。
・ソウルブレイカーのINT判定部分のような仕様。つまり必中。
・サイズ修正は普通に適用される。
・属性%は適用される。
・爆発する瞬間にどちらかがハイディングしていると無効。
・かけた本人が死んでも爆発はする(PvPで確認。正直驚きました)
・相手がハイディングしているときに、こちらが土属性武器を持っていても無効。
・包丁・刺身包丁といった各種装備品やカード効果によるアイテムドロップ効果は適用される。
3:実際に使う場合の組み立て
これらの仕様を踏まえて、ベノスプを実践で使っていきましょう。
仕様が変更され、多少使いやすくなったとはいえ、ベノスプは使用する際に
何気に高度なプレイヤースキルを要求されるスキルです。
ベノスプというものは、使用するメリットがある状況が限られており、一回の狩りで数十発打つようなものではありません。有効なときを見極め、そこだけで使うのが正しいベノスプの使い方です。
そして、その仕様上、外すと大変痛いスキルでもあります。
その悲しさたるやBBガーターを連発してしまうクラスの痛さです。
では、以下に代表的な使用法を記載していきます。
・分散範囲と効果範囲を見極める
まったくもって奇妙な仕様(?)なのですが、ベノスプは特定の条件下でダメージが分散しないで敵全員に命中します。つまり、仮に5000のダメージが当たるとして5体いても、その条件さえ把握していれば一体あたり1000ではなく、5体全てに5000当たるのです。
これはとても大きな要素です。
簡単に図で表してみましょう。
|
|
つまり、「分散の範囲ではないのに、効果範囲に収まっている」、という
奇妙な空間が16マス存在するわけです。
実際に敵を叩いている場合はこうなるでしょう。
○:敵 ×:自分 |
|
つまり、趣旨としては
なんとかして効果範囲だけがかぶっている部分に他の敵を誘導することで
分散させずにダメージを与えたい、というわけで・・・
これが理想系になります。
○:敵 ×:自分 |
|
また、一人で抱えられる敵の数には限界があるので
ペアやPTを組んでいるキャラが多少の抱えこみに耐えられるなら
○:敵 ×:自分と相方 |
○:敵 ×:自分と相方 |
○:敵 ×:自分とPT |
○:敵 ×:自分とPT |
このような感じで敵のターゲットを取った状態で効果範囲内に敵を足止めしてもらったり、分散範囲に入りそうな敵を止めてもらうのもよいでしょう。もちろん、仲間も効果範囲と分散範囲について知っていなくてはいけませんが、この戦法にはそれ相応の見返りがダメージとして現れます。
・アサシンとマジシャンの微妙な関係
ここまで書いた中で、気付いた人もいるかもしれませんが、ちゃんとベノスプを使いこなそうと思ったら、どの敵ともくっついていない敵を一匹用意できなくてはならないという実のところ結構面倒な縛りが発生します。
そうなってくると、敵をちゃんと誘導しなくてはならないわけで…。
この状況、何かに似ていませんか?そう。マジシャンの縦FWです。とりあえずマジシャンをやったことの無い人は一度やってみるとよいかもしれません。ただし、マジシャンが同じ方向に全部纏めないといけないのに対し、アサシンは一匹だけ孤立させる必要が出てきます。呪いMBで敵の移動速度に差をつけ、引き離したあとバックステップで割り込みをかけて分断するなど、マジシャンでは必要のなかった部分で創意工夫が必要になるでしょう。
・Mission:赤ジェムを調達せよ!
消耗品として、通常では販売されてないものを消費するので乱発も出来ないしお金もかかる、というデメリットを抱えるベノスプ。しかし、これは比較的簡単に解決します。赤ジェムをドロップする敵をよく落とす順に挙げていくと次のようになります。
・ドリラー(約35%)
・フェイクエンジェル(約10%)
・ブルス(約10%)
・スコグル(約10%)
・デッドリーレイス(約7%)
・レイス(約6.5%)
・スケルプリズナー(約6%)
・ソンビプリズナー(約6%)
・チンピラ(約6%)
・ペノメナ (約5.5%)(※狩場情報ひっそり 様調べ。)
以上を踏まえて狩場を選定すると以下のような格好になります。
・アインブロックフィールド (ein_fild02:ジュノー↓←MAP)
(ドリラー)
・ゲフェニア
(フェイクエンジェル)
・オーディン神殿2 / 3
(ブルス・スコグル)
・グラストヘイム カタコンベ
(レイス・ゾンビプリズナー・スケルプリズナー)
特にドリラーは35%という群を抜いた高確率でジェムを落とします。数がそんなにいるわけではありませんが、スティルも混ぜることで結構な稼ぎになることでしょう。
また、カタコンベも確率こそ高くはありませんが、出す敵の総数が多いため手早く処理の出来るLVに達すればこちらも十分アリです。
反対にゲフェニアやオーディン神殿は一人で狙いに行くには無謀が過ぎる場所です。これらにはレアドロップや経験値目的で出かけた際のついで、と割り切ったほうが良いでしょう。
4:使う時の武器セレクト
ベノスプを使うときにはどんな武器を使うとよいか。
これも実は結構難しい問題なのです。
上でも書きましたが、持っている武器・攻撃力に対しての仕様は以下の通りです。
・ATKのみに依存。
・属性%修正は乗る。
・カードの%補正は乗らない。
・サイズ修正は乗る。
以上を踏まえると、 理想は「とにかくATKの大きい右手武器と左手武器」が必要になるのですが、二刀はそもそも「カード効果を多重に組合わせた大ダメージ」が普段の売りです。
なので、折衷案をとると、「LV3属性武器と過剰精錬オーガトゥース」もしくは、二刀のみにこだわらないなら「過剰精錬ハリケーンジャマダハル+エンチャントポイズン」というあたりが理想になります。
そしてこれらの条件から言えることは、「敵が特定の属性にほぼ固まっていて沸きがある程度多いダンジョン」で使い勝手がいいということになります。
アスペルシオ一つで大フィーバーなピラミッド4Fや、EP一つでとりあえず満遍なくダメージを通せる西兄貴村&時計地下2Fなどでは使いこなせるならば重宝するでしょう。
また、無属性だらけではあるものの、睡眠がかけやすいという理由から時計地上3Fのアラーム相手などにも使えます。
・実はほぼ何でもアリ
さて、上記は、通常の武器のみを使ったときの話です。
どういうことか、と言いますと、最初のほうで包丁や刺身包丁の効果も適用される、とあったのを見たでしょうか。実は、それだけに留まらず武器の特殊効果はAS系統を除いて殆どが適用されるのです。
勘の良い方は気付いたでしょうか。そう、
錐 の 効 果 も 適 用 さ れ ま す。
錐だけじゃありません。コンバットナイフだろうがドラゴンキラーだろうがエキサーサイズだろうが適用されます。特にドラゴンキラーとエキサーサイズはかなり対費用効果が高いため、下手に竜特化や悪魔特化をつくるくらいなら二刀の場合こちらのほうが圧倒的に良いでしょう。
おまけ:で、結局どのくらいダメージが出るの?
ベノスプのダメージ。これは結構皆さん知らないのではないでしょうか?
なぜならば、遊びで取ってるだけの人は大体がLV1止めで、本格的にやる気がなければLV10のベノスプなど見られる機会はほとんどないからです。
参考までにあげると、
STR100、LUK1で火ダマスカスとトリプルハリケーングラディウスをもった状態でフル支援をもらい、マミーにベノスプをすると5500〜6500程度のダメージがでます。マミーのHPを考えると、巻き添えもほぼ即死です。
とりあえず、スナップを5点加工してみましたので興味のある方はどうぞ〜。